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Courseraに学割はない。では3年使い続けている私がどうしているか

2026年現在、実際に調べましたが、Courseraに学生割引はありません。公式サポートに確認しても、公式サイトを見ても、学生向けの特別プランは現時点で存在しません。将来導入されるかどうかも未定です(2026年5月時点)。

この記事は、その前提のうえで「では実際どうすればいいか」を書きます。ネットに溢れている比較記事の多くは情報が古く、すでに終了したキャンペーンが今でも使えるように書かれているものが少なくありません。この3年間Courseraを使い続けてきた経験から、現時点で実際に使える方法だけを整理します。


筆者について

・地方国立大学出身。
・Corporate Financeに詳しいです。
・現在、日系投資事業会社にて経営企画・IR業務に従事。
・IELTS 6.5(今年中に7.0取得を目標に学習中)。
・CFA Level 1保有。Coursera歴3年、累計受講講座数20以上。
・Coursera Plusを使って、金融・テクノロジー分野を中心に継続的に学習しています( ´∀` )。


無料で使えるか、という話

以前はAudit(聴講)という機能があり、多くの講座でビデオ講義を無料で全部視聴できました。が、2025年中頃にこの機能はPreviewモードに変更されています。現在、無料でアクセスできるのは各コースの最初のモジュールのみです。

これはかなり大きな変化で、以前は「とりあえず無料で中身を確認してから判断する」ことができましたが、今はできません。一部の講座にはパートナー支援による無料アクセスが残っていますが、対象は限られています。

無料で内容を確認したいなら、YouTubeにアップされている各講座のプロモーション動画や、受講者のレビュー記事を見る方が現実的です。

では実際にどうすれば安く受けられるのか紹介します。

Financial Aid(経済的支援)を試す

受講料が最大90%割引になる制度です。経済的な支払いが困難な学習者向けに設けられており、承認されれば課題や修了証の取得も含めて通常の有料受講と同じ内容を使えます。申請にはコースごとに英語で150ワード以上の作文が2問必要です。

使える制度ではあります。ただ、3年Courseraを使ってきた立場から正直に言うと、積極的に勧める気にはなれません。理由は2つあります。

ひとつは時間のコストです。審査に最大16日かかります。1講座申請するたびに2週間以上待つのは、学習のモメンタムを失いやすいです。思い立ったときに始められないのは、継続的に学習する習慣の観点から見てかなりのデメリットです。

もうひとつは、そもそもFinancial Aidは本当に経済的に困難な状況にある人のための制度だという点です。後述するように、Coursera Plusは年間で見ると1講座あたりの単価が非常に安くなります。学習に投資する意欲があれば、Financial Aidの申請に費やす時間とエネルギーをそのまま学習に使う方が合理的だと思っています。

ただ、特定の1講座だけを受講したいと決まっていて、かつ今すぐでなくていいという状況なら、試してみる価値はあります。

Coursera Plusを試す

私が選んだのはCoursera Plusの年間プランです。料金は通常$399/年(約6万円前後)。月額プランは$59/月なので、1年続けると$708かかる計算です。年間プランに切り替えることで約43%節約できます。

最初の3ヶ月は月額で試していましたが、続けることが確信できた時点で年間に切り替えました。14日間の返金保証がついているので、年間プランを試して合わなければ返金を受けることもできます。

Plusにしてよかったと思う理由は、単価の安さだけではなく、GoogleやIBM、CFA協会、DeepLearning.AIといった機関が提供する講座は、単体購入すると1講座あたり1万円を超えることがあります。Plusであればこれらを含む1万以上の講座が使い放題です。受けたい講座が複数あれば、数ヶ月でもとが取れます。

もうひとつの理由は習慣化のしやすさです。月額課金だと「元を取らないと」という意識が働いて、かえってプレッシャーになることがあります。年間プランにしてしまうと、逆に気負わず受けたいときに受けられる感覚になりました。

英語力の維持という意味でも効いています。毎週英語の講義を聴く習慣が自然につくので、IELTSの対策としても兼ねることができています。

Plusの登録はこちらから可能です(7日間の無料トライアルあり)。

▼ Coursera Plus 公式
https://imp.i384100.net/nXjNJ6

ブラックフライデーまで待つべきか

毎年11月頃のブラックフライデーとサイバーマンデー期間に、Courseraは年間プランの大幅割引セールを実施しています。2024年は$399が$239まで下がりました。2025年も同様に約40%オフで$239前後での提供がありました。通常価格から$160安くなる計算です。

セールまで待てる余裕があるなら、良いと思いますが、すぐに学習を始めたいと思っているなら待たない方がいいと思っています。数ヶ月学習が遅れることの機会損失を考えると、必ずしも$160の節約が得になるとは限りません。

また、Courseraはブラックフライデー以外にも不定期でプロモーションを実施していることがあります。公式サイトの割引ページを時々確認しておくと、セール時期を見計らって登録するタイミングが見つかることもあります。

よく聞かれること

友人紹介で初月1ドルになると書いているサイトを見かけますが、このプログラムは2025年10月に終了しています。今は使えません。

Financial Aidは何回でも申請できますか、という質問もよく見ます。コースごとに申請は可能ですが、一度に申請できる上限は通常10件です。承認後、180日以内にコースを修了する必要があります。

どれを選べばいいか

継続的に複数の講座を受けるつもりがあるなら、年間プランが最も良いと思います。学習習慣をつけたい、英語でのインプットを継続したい、という目的があるなら特にそう思います。

特定の1講座だけを試したいなら、まず月額プランで始めて、継続するかどうか1ヶ月で判断するのが現実的です。その1講座を短期集中で終わらせれば、1ヶ月分の料金だけで修了証まで取れます。

お金をかけたくない、内容だけ確認したいという場合は、Previewモードで最初のモジュールを試したうえで、YouTubeや受講レビューで補完する方法があります。ただ以前のような無料での全コース聴講はできなくなっています。

知識はコモディティ化しつつあります。調べればわかること、AIに聞けばわかることは増える一方です。ただその流れの中で、継続的に学習してきたという事実と、それによって積み上げてきた思考の幅は、そう簡単にはコモディティ化しません。Courseraを3年続けてきて、そう思っています。