
「ビジネスの共通言語である『会計』と『ファイナンス』を学びたい」
「でも、何から手をつければいいか分からない…」
「Courseraにあるペンシルベニア大学ウォートン・スクールの講座が気になるけど、実際どうなの?」
この記事は、そんな方のために、この講座がどんな講座か、誰に向いているのかを実際に受けた感想を踏まえて徹底解説しました!
今回は僕自身が実際に受講したペンシルベニア大学ウォートン・スクール提供の専門講座「Introduction to Finance and Accounting Specialization」を、忖度なしで徹底的にレビューしていきます。
この記事を読めば、講座の全貌からリアルな学習体験、そして本当にあなたにとって価値があるのかまで、すべてわかると思います!
ぜひ最後までご覧ください!
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Coursera Introduction to Finance and Accounting Specialization 公式サイトへ

総合評価:★★★★★ (4.8 / 5.0)
項目 | 評価 | コメント |
内容の質 | ★★★★★ | アイビーリーグの名に恥じない、深く体系的な知識が学べる。 |
講師の魅力 | ★★★★★ | 特にブッシー教授の講義は「神」。会計学が楽しくなる魔法。 |
費用対効果 | ★★★★★ | 約5万円でこの内容は破格。最高の自己投資。 |
学習のしやすさ | ★★★★☆ | 内容はやや難しい。本気で取り組む必要あり。楽ではない。 |
キャリアへの貢献 | ★★★★★ | 履歴書に書ける権威性と、実務で使える本物の知識が得られる。 |
一言で言うなら、「本気でビジネスの基礎を学びたいなら、これ以上ない最高の選択肢」です。
それでは、この評価に至った理由を、詳しく解説していきます。

まずは、この専門講座がどんなものか、概要をサクッと見てみましょう。
項目 | 詳細 |
専門講座名 | Introduction to Finance and Accounting Specialization |
提供機関 | ペンシルベニア大学(ウォートン・スクール) |
プラットフォーム | Coursera |
レベル | 初級者向け |
前提知識 | 高校レベルの基本的な数学のみ |
推奨学習ペース | 週2~3時間(ただし、実際はもう少し必要かも…) |
想定学習期間 | 約5ヶ月 |
料金 | 月額$79のサブスク、またはCoursera Plus対象 |
取得資格 | 共有可能な専門講座修了証 |
この講座は、
世界トップクラスのビジネススクールであるウォートン・スクールが、MBAの準備コースをベースに作った、ファイナンスと会計の入門プログラムです。
対象者は、
- 将来MBAを目指す人
- マーケターやエンジニアなど、非財務部門のビジネスパーソン
- 起業家やキャリア初期の若手
- 財務リテラシーを高めたいすべての人
となっており、まさに「ビジネスの土台」を固めたい人にピッタリです。

ここからは、僕が実際に受講して感じたリアルな感想です。良い点も悪い点も正直にお伝えします。
何と言っても、修了証に「ペンシルベニア大学ウォートン・スクール」の名前が入るのは大きいです。
これは単なる自己満足ではなく、LinkedInや履歴書に書いたときの信頼性が違います。

正直、この「箔」だけでも価値があると感じました。
でも、この講座のすごさはそれだけじゃなかったんです。
会計学って、どうしても「退屈」「難しい」というイメージがありませんか?
僕もそうでした。
でも、会計コースを担当するブライアン・ブッシー教授の講義が、衝撃的に面白いんです。
ユーモアを交えながら、複雑な概念を驚くほど分かりやすく解説してくれます。
講義内に登場する「バーチャル学生」が、僕ら学習者が抱くであろう疑問を代弁してくれるので、置いていかれることがありませんでした。
この講座は、ただ知識をインプットするだけではありません。
- ファイナンスの基礎(貨幣の時間的価値など)を学ぶ
- それを企業の投資判断(DCF分析など)に応用する
- その判断の基になる財務諸表の読み方(会計)を学ぶ
- より複雑な会計処理(減価償却、繰延税金など)を理解する
というように、学習が論理的に積み上がっていくように設計されています。
実在の企業(3M社)の財務諸表を分析したり、Excelを使ったケーススタディに取り組んだりするので、知識が「使えるスキル」として定着します。
公式サイトには「週2~3時間」とありますが、正直なところ、それでは足りないと感じました。
内容をしっかり理解し、課題をこなすには、週に5〜6時間以上は見ておいた方が良いです。

僕も「入門講座だし、サクッと終わるかな」と甘く見ていましたが、試験前は数日かけて必死に計算し直しました(笑)。
でも、この「大変さ」こそが、この講座の質の高さを証明しているんだと思います。
前提知識は不要ですが、扱っているテーマ(資産評価、資本予算、発生主義会計など)は本質的に複雑です。
講義は分かりやすいものの、課題や試験では、単なる暗記ではなく、自分で計算して答えを導き出す必要があります。
これは少し残念だった点ですが、試験で間違えたときに「どの問題が不正解だったか」が分かりません。
スコアしか表示されないため、間違えた箇所を特定するには、すべての計算を見直す必要がありました。
英語力がある程度必要です。
また、この講座は、字幕が日本語ではあるものの、授業はすべて英語で進められます。日本語でも難しい専門用語が英語となると、やや理解が進まない可能性があります。
目安として、TOEIC 800点くらいは持っておいた方がいいでしょう。

この講座の価値を支えているのが、世界的な権威である3人の教授陣です。正直、このメンバーから学べるだけでも、受講料の価値はあります。
- ブライアン・J・ブッシー教授(会計学担当)
- ウォートンの教育部門トップ。ハーバード・ビジネス・スクールでも教鞭を執った経歴を持つ、教育のプロフェッショナル。数々の教育賞を受賞しており、彼の講義は「会計学をエンターテイメントに変える」と絶賛されています。
- マイケル・R・ロバーツ教授(企業財務担当)
- 企業財務の第一人者。トップジャーナルに多数の論文を掲載する、正真正銘のトップ研究者。
- ジェシカ・ワクター教授(ファイナンス基礎担当)
- 元SEC(米国証券取引委員会)のチーフエコノミスト。資産価格評価のトップ専門家で、理論と政策の両方に精通しています。

会計教育の達人、企業財務の権威、そしてマクロ経済の専門家。
この3人から多角的に学べるなんて、本当に贅沢な体験でした。
専門講座は、以下の4つのコースで構成されています。推奨される順番で受講することで、知識がスムーズに積み上がります。
コース | タイトル | 担当講師 | 主な学習内容 |
1 | Fundamentals of Finance | J. Wachter | 現在価値(NPV)、金利、債券・株式の評価、IRRなど |
2 | Introduction to Corporate Finance | M. Roberts | DCF分析、フリーキャッシュフロー予測、投資決定基準など |
3 | Introduction to Financial Accounting | B. Bushee | 財務三表、複式簿記、発生主義会計、キャッシュフロー計算書 |
4 | More Introduction to Financial Accounting | B. Bushee | 減価償却、棚卸資産(LIFO/FIFO)、リース、繰延税金など |
ファイナンスの理論から始まり、それを企業活動に応用し、その土台となる会計の基礎から応用までを、一気通貫で学べる見事な構成です。
次に、費用や受講時間、費用対効果についてみていきましょう!
受講方法は主に2つあります。
- 専門講座単体の月額サブスクリプション:$79/月(約12,000円/月)
- Coursera Plus:$399/年(約60,000円/年 ※月額プランもあり)
ここで重要なポイントがあります。
この講座の想定期間は5ヶ月。
月額プランで受講すると、$79 × 5ヶ月 = 395ドルかかります。
一方で、Coursera Plusの年額プランは399ドルです。
そのため、この講座に申し込むのであれば、Coursera Plus年額プランに申し混むのが一番良いでしょう。

もうお分かりですね?
ほぼ同じ金額で、この講座だけでなく、Courseraにある7,000以上の講座が1年間受け放題になるCoursera Plusが圧倒的にお得です。
僕もPlusに加入して、他の講座もつまみ食いしています!

Coursera Plusのリンクはこちらです。
結論から言うと、費用対効果は抜群に高いです。
約$400(約6万円)という投資で、
- 世界トップクラスのビジネススクールのMBA準備レベルの教育
- 世界的な権威である教授陣による講義
- キャリアに箔がつく「ウォートン」の修了証
これらすべてが手に入ります。
これは、大学の授業1単位分にも満たない金額です。得られる知識と信頼性を考えれば、破格と言っていいでしょう。
「でも、他にも似たような講座はあるよね?」と思うかもしれません。他の有名講座と比較してみましょう。
特徴 | Wharton (Coursera) | HBS Online | Illinois (Coursera) | Udemy |
権威性 | ◎ アイビー | ◎ アイビー | ○ トップ公立 | △ 個人講師 |
範囲 | ◎ 財務+会計 | 〇 会計中心 | 〇 会計中心 | △ 単一トピック |
費用 | ○ 約$400/年 | × 約$1850 | ○ 約$400/年 | ◎ 数千円~ |
アクセス | ◎ 柔軟 | △ ケース中心 | ◎ 柔軟 | ◎ 柔軟 |
この表から分かるのは、ウォートンの講座が「HBS Onlineのような権威性」と「Courseraの柔軟性・手頃な価格」を両立させている、非常にユニークなポジションにいるということです。
- HBS Onlineは素晴らしいですが、価格が高い(約28万円)。
- Udemyは手軽ですが、修了証の信頼性は限定的。
ウォートンの講座は、まさにその「いいとこ取り」をした、最高の選択肢です。
向いている人
✅ MBAを目指している人(これ以上ない準備になります)
✅ 数字に強くなりたい全ビジネスパーソン(マーケター、営業、エンジニアなど)
✅ 起業家、経営者(ビジネスの言語を習得できます)
✅ 本気で学ぶ意欲のある人(時間と努力を投資できる人)
向いていない人
❌ 経験豊富な金融・会計のプロ(内容は基礎的です)
❌ 手っ取り早く資格だけ欲しい人(内容は骨太で時間がかかります)
❌ ただ動画を流し見したい人(演習への積極的な参加が必須です)
「それでも費用が…」という方に、とっておきの情報です。
① Coursera Plusのキャンペーンを狙う
Courseraは、ブラックフライデーなどのセール期間中に、Coursera Plusの年額プランが割引になるキャンペーンをよく実施します。
タイミングが合えば、さらにお得に始められます。
② 経済的支援(Financial Aid)制度を活用する
これは本当に素晴らしい制度です。
経済的な理由で受講料を支払うのが難しい場合、申請すれば無料で講座を受け、修了証まで取得できる可能性があります。

各コースごとに簡単なエッセイ(なぜ学びたいか、など)を書く必要がありますが、学ぶ意欲があれば承認される可能性は高いです。
「お金がないから」と諦める前に、ぜひこの制度を調べてみてください!
僕だけの意見では偏りがあるかもしれないので、SNSや海外のレビューサイトからリアルな声を集めてみました。
「ブッシー教授は信じられないほど楽しい経験にしてくれた!彼のユーモアのおかげでモチベーションが維持できた。」
「まるで教授が心の中を読んで、疑問に思う前に解説してくれるみたいだった。」
「これは私が受けた中で断トツで最も時間のかかるコースだった。週に5〜6時間は必要だったけど、得られた知識を考えれば、その価値は十分にあった。」
「3M社の財務諸表を分析することで、学習がリアルなものになった。」
やはり、「ブッシー教授の講義の素晴らしさ」と「時間的な負担は大きいが、それに見合う価値がある」という声が圧倒的に多かったです。
- 英語力はどれくらい必要ですか?
- 講義はすべて英語ですが、質の高い日本語字幕が付いているので、リスニングが苦手でも問題ありません。ただし、専門用語も多いので、読む力はある程度必要です。
- この講座だけで金融アナリストになれますか?
- いいえ。これはあくまで強力な「基礎」を築く講座です。就職には、実務経験やより高度なスキルが求められます。しかし、選考の場で有利に働くことは間違いないでしょう。
- 大学の単位はもらえますか?
- いいえ、大学の単位にはなりません。ウォートンとCourseraが発行する専門職向けの修了証が授与されます。
- Coursera Plusに加入する価値はありますか?
- 大いにあります。 この専門講座を5ヶ月以上かけてじっくり学びたい場合や、他にも気になる講座がある場合は、月額プランよりCoursera Plusの年額プランの方が断然お得です。
最後に、この記事の要点をまとめます。
- ウォートンの「財務・会計入門」は、世界最高峰のビジネス教育を手頃な価格で受けられる、比類なき講座。
- 最大の魅力は、ブッシー教授による「楽しくて分かりやすい」神講義と、ウォートン・ブランドの権威性。
- 学習には相応の時間と努力が必要だが、得られる知識とスキルは本物。
- 受講するなら、Coursera Plusの年額プランが最も費用対効果が高い。
もしあなたが、キャリアのステージを上げるための「本物の知識」を求めているなら、この講座への投資は、数年後に何倍にもなって返ってくるはずです。
「でも、いきなり有料は不安…」という方は、まずはCoursera Plusの7日間無料体験から始めてみてはいかがでしょうか。
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世界最高峰の講義がどんなものか、ぜひあなた自身の目で確かめてみてください!
この記事が、あなたの学びの一歩を後押しできれば幸いです。
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